バレルサウナにレッドシダーがおすすめの理由は?特徴や耐久性・メンテナンス方法を解説

バレルサウナにレッドシダーがおすすめの理由は?特徴や耐久性・メンテナンス方法を解説

バレルサウナを導入する際、どの木材を選ぶべきか、特にレッドシダーは他の素材と比べて価格差に見合う価値があるのか、屋外設置での劣化は大丈夫かと悩むかもしれません。

この記事を読めば、レッドシダーがバレルサウナに最適な理由が科学的根拠と共に理解できるようになるでしょう。

また、耐久性やメンテナンス方法、総費用まで把握することで、自信を持って最適な製品を選び、具体的な導入検討に進むことができます。ぜひ、参考にしてください。

この記事でわかること

  • レッドシダーがバレルサウナに最適な本質的な理由
  • ヒノキやパイン材など他の主要木材との性能比較
  • 性能を長期間維持するために不可欠なメンテナンス方法

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目次

バレルサウナの木材で人気のレッドシダーとは?

レッドシダー
レッドシダー

レッドシダーは、北米の西海岸を原産とするヒノキ科の針葉樹です。「ベイスギ(米杉)」とも呼ばれますが、日本の杉とは異なる種類です。軽量で加工しやすく、寸法安定性に優れているのが特徴として挙げられます。

また、天然の防腐・防虫成分であるフェノール類を豊富に含むため、薬剤処理なしでも高い耐久性を持ち、ウッドデッキや建物の外壁材としても広く利用されています。

熱伝導率が低く、高温環境でも木材表面が熱くなりにくいいため、直接肌が触れる機会の多いサウナの素材として非常に適しているでしょう。

さらに、熱が加わることで放たれる甘く豊かな香りにはリラックス効果があり、サウナ体験の質を一層高めます。「レッドシダーの魅力」では、より詳しくレッドシダーについて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

バレルサウナの素材にレッドシダーが選ばれる3つの本質的な理由

レッドシダーが選ばれる3つの本質的な理由

バレルサウナの素材としてレッドシダーが多くの専門家から推奨されるのには、明確な理由が存在します。

それは、単なる見た目の美しさだけでなく、屋外での過酷な環境に耐えうる機能性と、サウナ体験の質を向上させる特性を兼ね備えている点です。

具体的には、他の木材と比較して圧倒的に優れた「耐久性と防腐性」「断熱性」「リラックス効果のある香り」の3つの要素が、レッドシダーを特別な存在にしています。

これらの理由を一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 屋外設置でも安心な約20年以上の高い耐久性と防腐性

レッドシダーがバレルサウナに適している大きな理由は、耐久性と腐りにくさに優れていることです。木材に天然の防腐・防虫成分を含み、雨や湿気の影響を受ける屋外でも比較的劣化しにくい特徴があります。
そのため屋外設置のウッド設置にも多く使われています。

また、レッドシダーは寸法安定性にも優れており、湿度変化による収縮や反りが比較的起こりにくい点もメリットです。

ただし、屋外では経年劣化を完全に防ぐことはできないため、長く使用するには定期的な点検やメンテナンスも欠かせません。

2. サウナ室の快適性を保つ優れた断熱性と低い熱伝導率

レッドシダーは、木の内部に多くの空気層を含む多孔質の構造をしています。この構造が優れた断熱効果を生み出し、外気温の影響を受けにくく、サウナ室内の熱を効率的に保持します。

また、熱伝導率が0.11~0.14W/mKと非常に低いため、サウナストーブで高温に熱された状態でも、壁面やベンチの表面が熱くなりにくいのが特長です。

これにより、利用者が背中をもたせかけたり、直接座ったりしても火傷の心配がなく、快適で安全なサウナ浴を楽しめます。

3. 天然アロマによる深いリラックス効果と心地よい香り

レッドシダーは、熱が加わることで特有の甘く爽やかな香りを放ちます。この香りの主成分である「セドロール」は、香水やアロマオイルにも利用される物質で、心身をリラックスさせる効果があることで知られています。

サウナの熱で温められた木材から立ち上る自然なアロマが室内に満ちることで、蒸気浴(ロウリュ)の効果と相まって、より深いリラクゼーション状態へと導きます。

機能性だけでなく、五感を通じて得られる心地よさも、レッドシダーが選ばれる重要な理由です。

【一覧表で比較】レッドシダーと他の木材(ヒノキ・パイン材)の性能差

レッドシダー バレルサウナ

バレルサウナの木材は、樹種によって耐久性や香り、収縮のしやすさ、見た目、価格などが異なります。弊社書籍『家庭用サウナの選び方』でも、レッドシダー・ヒノキ・パインなど、さまざまな樹種の特徴を解説しています。

木材を選ぶ際は、設置環境や重視する性能に合わせて比較することが大切です。ここでは、代表的な3種類の違いを比較します。ヒノキについては、ヒノキ製バレルサウナの特徴とレッドシダーとの違いで詳しく紹介しています。

耐久性・耐用年数の違い

屋外で使用するバレルサウナでは、木材の耐久性が重要な比較ポイントです。レッドシダーは天然の防腐成分を豊富に含み、腐朽や害虫に強く、耐用年数は20~30年が目安とされています。

ヒノキも抗菌成分を含み、15~20年程度の耐用年数が期待できます。一方、パイン材は耐用年数5~10年程度と比較的短く、防腐成分も少ないため、屋外で長く使用するには定期的な防腐処理やメンテナンスが重要です。

香り・芳香成分の違い

サウナ体験の印象を左右する香りは、木材によって特徴が異なります。レッドシダーは、セドロールやツヤプレンなどに由来する甘く落ち着いた独特の芳香が特徴です。

ヒノキは、爽やかで清涼感のある香りが広く知られており、レッドシダーとは異なる和の香りを楽しめます。一方、パイン材は種類によって香りに違いがありますが、一般的にレッドシダーやヒノキほど特徴的な芳香は強くありません。

寸法安定性(含水率・吸湿膨張率)の違い

寸法安定性とは、湿気や温度の変化による木材の変形しにくさを示すもので、バレルサウナの気密性や耐久性にも関わります。レッドシダーは吸湿膨張率が0.2~0.3%と低く、乾燥後の含水率も8~12%程度で、反りや割れが起こりにくいのが特徴です。

ヒノキも吸湿膨張率0.3~0.4%と比較的安定しています。一方、パイン材は0.5~0.7%と高く、湿度変化の影響を受けて膨張・収縮しやすいため、設置環境やメンテナンスに注意が必要です。

デザイン性・色味の比較

他のサウナ用木材との比較と色味
※他のサウナ用木材との比較と色味

外観の印象も、バレルサウナの木材を選ぶ際の重要なポイントです。弊社書籍『家庭用サウナの選び方』でも、耐久性や香りに加えて「見た目・デザイン・カラー」を比較することが大切だと解説しています。

レッドシダーは赤褐色から淡いベージュまで色の濃淡があり、複数の色味が混ざる「ミックスカラー」によって表情豊かな外観に仕上がります。

ヒノキは淡い黄白色の均一感ある木肌で、清潔感や和の雰囲気が特徴です。一方、パイン材は白っぽい黄色から淡い褐色で節が目立ちやすく、自然で素朴な印象を楽しめます。

※上記画像の左から4種類目がレッドシダーです。赤みの強い色から淡いベージュまで色の濃淡が大きく、この特徴は「ミックスカラー」と呼ばれます。複数の色味が混ざることで、表情豊かでデザイン性の高い仕上がりになるのがレッドシダーならではの魅力です。

購入前に知っておきたいレッドシダー製バレルサウナの注意点

千葉県の民泊施設にレッドシダー製バレルサウナを導入
Red Cedar Sauna SISUより引用

レッドシダーはバレルサウナに最適な木材ですが、購入後に後悔しないためには、その特性からくる注意点も理解しておく必要があります。

特に、天然木材ならではの経年変化と、性能を維持するために不可欠なメンテナンスについては、事前に把握しておくことが大切です。

これらの点を踏まえることで、レッドシダーの価値を最大限に引き出し、長期的に愛用することが可能になるでしょう。

経年変化によるシルバーグレーへの色合いの変化

レッドシダーは、新品時には赤みがかった美しい茶褐色をしていますが、屋外で紫外線や雨風にさらされるうちに、徐々に色が抜け、シルバーグレーへと変化していきます

これは木材の劣化ではなく、表面リグニンが分解されることによる自然な変化であり、「経年美」として楽しむ文化もあります。しかし、購入当初の赤みを維持したい場合は、定期的な保護塗装が必要です。

この色の変化はレッドシダーの耐久性そのものに大きな影響を与えるわけではありませんが、外観の好みが分かれる点として認識しておくべきです。

性能維持のために定期的なメンテナンスが必要なこと

木材の収縮により隙間が空いたバレルサウナ
木材の収縮により隙間が空いたバレルサウナ

耐久性に優れたレッドシダーも、屋外では雨や紫外線、湿気などの影響を受けるため、メンテナンスは必要です。弊社書籍『家庭用サウナの選び方』でも、屋外用サウナは木材の状態を定期的に確認することが重要だと解説しています。

手入れを怠ると、ささくれやひび割れ、黒ずみなどが発生し、木材の劣化を早める可能性があります。

また、収縮によって板材に隙間が生じると、雨漏りや熱漏れにつながることもあります。長く使用するためにも、定期的な清掃や点検、必要に応じた保護塗装を行いましょう。

バレルサウナを選ぶ際は、木材の種類だけでなく、価格やサイズ、設置方法なども確認しておくことが大切です。購入前に押さえておきたいポイントは、以下の動画でも詳しく解説しています。

レッドシダー製バレルサウナを長持ちさせるメンテナンス方法

レッドシダー製バレルサウナの優れた耐久性を最大限に活かし、長期間にわたって快適に使用するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。

天然木材である以上、全く手入れをしなければ、紫外線や雨風による劣化は避けられません。しかし、ポイントを押さえた手入れを定期的に行うことで、美観と性能を維持し、サウナの寿命を大幅に延ばすことが可能です。

ここでは、日常的に行いたい室内のお手入れと、年に一度を目安に行う屋外の保護塗装について解説します。

【使用後毎回】室内で実施したいお手入れ

サウナ室内は、使用後に汗や湿気が残りやすいため、使用後に固く絞った濡れ雑巾でベンチや壁、床などをさっと拭き掃除してください。

洗剤の使用は木材を傷める可能性があるため、基本的には固く絞った水拭きで十分です。
水分をつけすぎるとしみになったり腐食の原因になる恐れがあるため、タオルを濡らす場合は必ずしっかり絞ってください。

また、拭き掃除の際には、木材の表面にささくれや小さなひび割れ、汗じみによる黒ずみがないかを確認しましょう。

床にタオルやサウナマットを敷いて使用すると、木材に直接汗が染み込むのを防ぎ、長持ちさせるのに効果的です。

【年1回目安】屋外で実施したい保護塗装

屋外に設置されたバレルサウナの本体は、紫外線や雨風から木材を保護するために、年に1回程度の保護塗装が推奨されます。木材保護塗料や専用オイルを塗布することで、撥水性を高め、色褪せやひび割れといった劣化の進行を抑制します。

塗装前には、まず表面の汚れや古い塗膜をブラシなどで軽く落とし、木材が十分に乾燥していることを確認してください。塗料を均一に塗ることで、レッドシダー本来の美しい木目を保ちながら、耐久性をさらに向上させることができます。

高品質なレッドシダー製バレルサウナ「Red Cedar Sauna SISU」の導入事例

Red Cedar Sauna SISU

「Red Cedar Sauna SISU」は、宿泊施設から個人宅までさまざまな場所に導入されています。実際の施工事例を確認することで、設置場所や周囲の景観との調和、完成後のイメージを具体的に把握できます。

ここでは、沖縄県の海辺にある貸し別荘・ヴィラにレッドシダー製バレルサウナを設置した事例と、静岡県の個人宅(別荘)に導入した事例を紹介します。

【ホテル・ヴィラ】宿泊施設の付加価値を高めるサウナ設置事例

沖縄の海辺のヴィラにレッドシダー製バレルサウナを導入
※Red Cedar Sauna SISU「沖縄の海辺のヴィラにレッドシダー製バレルサウナを導入」より引用

沖縄県の海辺にある貸し別荘・ヴィラでは、レッドシダー製バレルサウナを導入しました。屋外スペースにバレルサウナを設置しており、宿泊施設にサウナを取り入れた際の設置イメージを確認できます。

「Red Cedar Sauna SISU」では、北米産レッドシダーを使用したバレルサウナを取り扱い、設置環境に合わせたプランニングにも対応しています。

ホテルやヴィラへの導入を検討する場合は、サウナ本体だけでなく、周囲の景観や利用時の動線、設置スペースまで含めて計画することが重要です。

【個人宅】プライベート空間で楽しむ本格レッドシダーサウナの設置事例

半円窓から自然を一望できる自宅サウナ(バレルサウナ)を導入いただきました。
※サウナの専門商社「半円窓から自然を一望できる自宅サウナ(バレルサウナ)を導入いただきました。」より引用

静岡県の個人宅(別荘)では、レッドシダー製のバレルサウナを導入しました。半円窓を設けることで、サウナ室内から周囲の自然を眺められる設計になっているのが特徴です。

外観にはモザイク調の木材デザインと黒の屋根材を組み合わせ、自然の景観になじみながらも重厚感のある仕上がりになっています。

個人宅や別荘への設置を検討している場合は、サイズや設備だけでなく、窓から見える景色や周囲の環境まで考えて配置を決めると、屋外サウナならではの空間をつくりやすくなります。

「Red Cedar Sauna SISU」を推奨する3つの理由

SISU

サウナ専門商社として数多くの製品を取り扱う中で、「Red Cedar Sauna SISU」は素材の品質、製造時の品質管理、国内基準に対応した安全性を重視しています。

耐久性に優れたレッドシダーの採用に加え、大規模工場での検査体制やPSE認証など、長く安心して使用するための品質にこだわっている点が特徴です。ここでは、「Red Cedar Sauna SISU」が選ばれる3つの理由を詳しく紹介します。

FSC認証を取得した高品質なカナダ産レッドシダーのみを使用

「Red Cedar Sauna SISU」には、カナダ産のFSC認証を取得したレッドシダーを使用しています。木材は2ヶ月以上かけて天日干し・乾燥を行い、バレルサウナに適した状態へ整えています

弊社書籍『家庭用サウナの選び方』でも、天然木は温度や湿度によって膨張・収縮するため、「木材の収縮」を確認することが重要だと解説しています。

収縮によって板材に隙間が生じると、雨漏りや熱漏れにつながる可能性があるでしょう。樹種だけでなく、乾燥状態や寸法安定性まで考えて木材を選ぶことが重要です。

年間30,000台を生産する大規模工場による徹底した品質管理

「Red Cedar Sauna SISU」は、ヨーロッパや北米にも輸出実績を持つ、年間30,000台の生産能力を誇る大規模工場で製造されています。

この工場は1995年創業の歴史を持ち、東京ドーム9個分という広大な敷地で、乾燥から加工までを一貫して行っています。特筆すべきは、すべてのサウナを出荷前に一度工場で組み立て、品質検査を実施している点です。

この徹底した品質管理体制により、利用者の手元には常に高い水準をクリアした製品のみが届けられます。

国内の安全基準に準拠したPSEマーク取得で家庭でも安心

当社バレルサウナで使用される電気サウナストーブは菱形PSE認証済み

日本国内で電気製品を販売するには、電気用品安全法に基づいたPSEマークの取得が義務付けられています。特にサウナは「特定電気用品」に分類され、厳重な審査が求められます。

「Red Cedar Sauna SISU」は、サウナ本体と電気ストーブのセットで「電気サウナバス」として正式な菱形PSEマークを取得しています。

これにより、日本の安全基準に完全に準拠していることが証明されており、家庭や施設で安心して利用することができます。「安全性と品質」では、製品の安全性について詳しく紹介しています。

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バレルサウナとレッドシダーに関するよくある質問

よくある質問

レッドシダー製のバレルサウナを検討するにあたり、多くの方が抱く疑問についてお答えします。具体的な耐用年数や屋外での耐久性、導入にかかる総費用など、購入前に解消しておきたい不安点をここでクリアにしましょう。

Q.レッドシダー製バレルサウナの耐用年数は具体的にどのくらいですか?

適切なメンテナンスを前提とした場合、レッドシダー製バレルサウナの耐用年数の目安は20年〜30年です。天然の防腐成分により木材自体の耐久性が非常に高いため、長期間の使用が可能です。

定期的な保護塗装などで紫外線や雨風による劣化を防ぐことで、さらに寿命を延ばすことができます。

Q.屋外に設置した場合、レッドシダーは本当に腐ったりしませんか?

レッドシダーは内部に防腐・防虫効果のある天然成分を豊富に含んでいるため、屋外に設置しても非常に腐りにくい木材です。ウッドデッキなどにも使用されるほどの高い耐候性を持ちます。

ただし、全くメンテナンスが不要なわけではなく、経年による色褪せや表面の細かな劣化は生じます。年に一度の保護塗装を行うことで、美しい状態を長く保ち、腐食のリスクをさらに低減できます。

Q.レッドシダー製バレルサウナの導入には総額でいくらくらいかかりますか?

本体価格に加えて送料と組立費、そして電気ストーブを使用する場合は電気工事費が必要です。「Red Cedar Sauna SISU」の場合、製品本体にストーブや屋根材、照明などの備品は含まれています。

送料と組立費は設置エリアによって異なり、例えば関東エリアであれば送料60,000円、バレルサウナ組立費150,000円(税抜)が目安となります。

まとめ

まとめ

レッドシダーは、バレルサウナに適した木材の一つです。耐久性・防腐性に優れ、断熱性が高く、豊かな香りを楽しめるという特徴があります。

ヒノキやパイン材と比較しても、屋外で長く使用するうえで重要な寸法安定性や耐腐朽性に優れています。一方、経年による色の変化や定期的なメンテナンスが必要な点には注意が必要です。

適切に手入れを行うことで、長期間の使用が期待できます。製品を選ぶ際は、木材の品質に加えて、FSC認証やPSEマークなども確認し、品質や安全性を総合的に判断しましょう

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